akipのボウリングのヒント

コラム作者プロフィール

・現在 当社社員及び
 fujibowl副支配人
・JPBA女子プロボウラー
・OAインストラクター

国立職業リハビリテーションセンターで、障害者の方がパソコン技術を習得し社会復帰をするための支援をしている。
また地元のボウリング場に所属し、リーグに参加したり、自身のチャレンジを開催。
今年よりセンターの要請によりボウリング教室を開催。

参加者の方のボウリング熱に刺激され、少しでも上達の
ヒントになればと、毎回「ボウリングのヒント」というレターを発行。
参加者から好評で、それならばと今回当社JBPのHPでも
掲載することになりました。
当たり前といえば当たり前、でもこのコラムから少しでも
ボウリング上達のヒントになれば幸せです。
Enjoy!!Bowling!!

無断複製・転載は禁止です。

No.7 イメージを言葉にする

2012年が始まりました。本年もボウリングを通して、たくさんの方々と交流が持てるように頑張りたいと思います。どうぞよろしく願します(^_-)-☆

さて、昨年の暮れにセンターで練習をしていた時、お客様から「投げているのを見ると、どこにも力が入っていないのに、どうやってボールに勢いが出ているのか?」と聞かれました。
周りから見ると私の投球はそうやって見えているのですね・・・実際には、まったく力が入っていない瞬間と意識的に力を入れている瞬間があります。力を入れると言っても、力に任せてブン投げる!!という意味ではないですよヽ(^o^)丿

イメージを言葉にする
皆さんは自分のボウリング姿(フォーム)、構えてから投げ終わるまでの投球姿(イメージ)が思い浮かびますか?客観的に自分の姿を見た事の無い方もいらっしゃるかもしれません。
例えば、アプローチに立って構える姿を外から見たイメージと実際にその時の自分の内面的(感覚)イメージを言葉にしておくと、フォームが崩れにくくなったり、投げ急ぎや投球ミスを少なくする事につながっていくのでは?と思います。

私の場合・・・

外面的なイメージ 内面的なイメージ
(1) 肘で両脇を挟み、ボールを胸の前に持っていく (1) ボールが落ちない程度に軽く握り、薬指の先端にボールの重さを感じています。
(2) 両足を揃えて立ち、右足を少し後ろへ引く (2) 右足のつま先をラインに対してまっすぐ後ろに引き、重心は左右の足に均等にかかっている
(3) 利き目で投球ラインを見る (3) 顔を少し右に向け、左目でラインをなぞる
(4) 膝を曲げて、腰を落とす (4) 重心を右足に移しながら目線がフィニッシュの高さにくるまで落とす
(5) 右手を胸の位置から腰の位置まで下げる (5) 薬指をラインに合わせながら手の向きをアジャストする
(6) 背筋が伸びて、右足に体重がかかっている (6) 背中と右足腿裏側に強く意識がある
(7) 投球ライン上にあるスパットから手前のドットを見る (7) フッキングから手前のドットまでラインを描いてからドットを見て投球する

人それぞれ構え方も投げ方も違いますし、感覚や表現の仕方も違いますよね。
今年は、自分を知る事から始めてみたらいかがでしょうか?

No.6 縦回転でリリース

私の練習課題の1つにボールを「縦回転でリリース」することがあります

ボールを縦に回すとか、横回転でボールを滑らせるとか聞いたことがありますか?

私のボールはどちらかというと横回転が強いボールを投げています。
アドレス時の親指の向きが10時方向を向いていて、人差し指がボールの表面をなでるようなリリースをしています。ボールは緩やかに右方向に出て、ポケットまでカーブを描くボールになります。

調子の悪い時は、リリース時に肘が開いて手を返してしまう、オーバーターンになっています。
オーバーターンになってしまうと親指とフィンガーが同時に抜けて、回転もスピードも無くなってしまいます。←これがわかっていてもなかなか直せない・・・だから練習してるんですけどね(^_-)-☆

ボールを縦回転にするとどうなるか?
ピンの手前までまっすぐ進み、ピンの直前で強い回転のままポケットに向かって曲がるボールになります。
ボールを持って構えた時に親指の向きを11時に固定したらリリースするまで親指の向きは11時のまま、中指と薬指がボールの進行方向に対して斜めになってリリースします。

※ポイントは手首を曲げたり返したりしないこと、アドレスからリリースまで手首を固定して、腕を振りぬくことです。

自分が今どうやって投げているか?1人ではなかなか確認できないし、何かを変えようとする時はスコアも下がったり、課題ができないことでメンタルも下がり気味(-。-)y-゜゜゜
私は、この練習をしている時に先輩プロに見てもらって今のリリースはどうだったか?ボールの回転はどうだったか?の確認をしてもらっています。

No.5 レーンが「速い」「遅い」?

レーンが速い?とか遅い?とか大会やリーグで耳にしますが、その基準て何でしょうか?

まず、右投げの方がいつも通りのアングルを投げてみます。
ボールが曲がりすぎて(1) 番ピンの真正面寄りにボールが当たっている場合(厚め)その人にとって、そのレーンコンディションは遅い状態です。

ボールが(1) 番ピンの右側寄りに当たる場合(薄め)、その人にとって、そのレーンコンディションは速い状態です。

同じレーンコンディションでも、基準となるアングルがアウトサイドを投げている人は曲がりすぎて、遅いと感じます。インサイドを投げている人は曲がらないため速いと感じます。

レーンの速い遅いは その人にとって という基準で考えてください。人それぞれ基準が違います。
ポイントは自分の基準(立ち位置とスパッと)を決めること・・・

大会やリーグの練習ボール時になんとなく投げてストライクになったからその辺に投げようでは、レーンが変化したときに対応ができなくなってしまいます。自分のラインに投げられる立ち位置とスパットを決めておくこと。

私の場合、基準となるのは立ち位置を14枚目スパット7枚目にして投げるアングルです。そのラインを投げてノーヘッド(曲がらずに(1) 番ピンにあたらない)するようなら右寄りのラインに変えます。
立ち位置を9枚目スパット4枚目にして投げます。このラインで厚いようなら立ち位置だけ2枚ずらして、4枚目に投げます。次はスパットも変えます・・・・・・

私はこの自分の一番右のラインから、一番左のライン(立ち位置29枚目スパッと16枚目)までを投げる練習をよくします。皆さんも自分のラインを見つけてみませんか?

No.4 レーンアジャスト2

レーンコンディションの変化

大会によっては、1BOXに8名や10名が入り1Gごとにレーン移動をして3G、4G行います。
同じBOXに入っても、ボールの曲がり方は人によって違うので投げるコースは違いますが、だいたい同じフッキングポイントに向かって投げることになります。当然、きれいにメンテされたレーンでも1G目の後半にはブレイクダウン&キャリーダウンという現象が起きます。

ブレークダウン

ゲームスタート時にリターンラックからボールが戻ってくると、オイルがボールにくっきりとついてくると思います。ゲーム中盤になってくると最初ははっきりとついていたオイルがだんだん薄くなっていませんか?
ゲームスタート時はたくさんあったレーン手前のオイルもボールにくっついてどんどんはぎとられていきます。このレーンの状況をブレークダウンと言います。
手前にオイルがないと今までよりポケット手前でボールが曲がり始め、勢いを失いストライクになりにくくなります。

キャリーダウン

ブレークダウンが起こり始めると同時にボールについたオイルが今までオイルが塗られていなかった部分にどんどん筋状に残っていきます。このレーンの状態をキャリーダウンンと言います。
その上をボールが通ると今までよりボールの曲がる角度が甘くなり、ポケットに薄めに入って、ストライクが出なくなってしまいます。

この相反する状況がほぼ同時に起こり始めた時、どのような対処方法があるのでしょうか?
(1) オイルに強いボールに替えるか同じボールで、立ち位置を中にしてオイルのある部分を使う
(2) 手前のオイルがなくても先まで直進力のあるボールに替え、キャリーダウンしたオイルの外側使う

次回のリーグや大会で、レーンアジャストしてみてくださいね。結果報告お待ちしていま~す(^^ゞ
あっ、自分が持っているボールはどんなボールか知っていますか?その確認もしてみてくださいね・・・・

No.3 レーンアジャスト

10ピンがタップするって聞いたことないですか?
ライン間違ってない・・・・と思うんだけど?
ポケットに入った・・・・と思うんだけど?
なのに、何で10ピンが残るの~(?_?)PartⅡ

ストライクだなと思ってもポケットにボールが薄く入った場合、10ピンが残り(タップ)やすくなります。
他にも10ピンが残る原因として考えられるのは・・・・
・ポケットへの入射角度((1) 番ピンに対して3度が理想)が足りない時
・スピードが速すぎてボールの回転が十分でないままポケットに入った時

レーンコンディションの変化

ゲームが進むにつれ、フッキングポイント付近は何回もボールが通るため、ボールについたオイルがレーン上に筋のように残ります。この現象をキャリーダウンといいます。
そのため、ゲーム始めはストライクが続いていても数フレーム後には伸びたオイル上をボールが通るため、ポケットに薄くボールが入り10ピンがタップします。

レーンアジャスト

10ピンが残っても我慢して、スペアを取っていけば良いと考える時もありますが、そのままアジャストしないでいると数フレーム後には②‐⑧や②‐④‐⑤ピンが残るようになります。
10ピンが残ったレーンでは次の投球の時、少し厚めにポケットに入るようにします。

私の場合、立ち位置を0.5~1枚右にして、同じスパットに向けフッキングまでラインと取ります。こうすると入射角度が大きくなりポケットに厚めに入ります。

他のアジャスト方法としては・・・・

・スピードを遅くする
・手前から転がす(ロフト距離を短くする)
・リリース時の回転角度変える
上記の3つの方法は投げ方を変えなくてはいけないので、毎回一定にするのが難しいですよね。
えっ!?プロは全部できないとダメ・・・???はい、練習しま~す(^^ゞ
皆さんも練習の時は、10ピンが残り始めたらどの方法も試してみるといいですね~
今の自分に一番合ったアジャスト方法を見つけられるかもしれませんよ。一緒に頑張りましょう!

No.2 パーフェクトストライク

立ち位置を変えても、ボールを換えても10ピンが飛ばず・・・
ずっと 9状態 (T_T)/~~~
ラインを変えてやっと正解を見つけても、時すでに遅し・・・
何で10ピンが残るの~(?_?)

じゃあ、この理想的なピンアクションを起こすにはどうすればいいの(?_?)

ポケットへの入射角度を 3° 6°にする

ポケットへの理想的な入射角度を得るためには、ある程度のスピードと回転力が必要となります。でも、急にスピードを上げたり、回転力を増やすことは難しいですよね・・・

そこで、今の自分の球を最大限に活かすためにレーン上のオイルを利用します。
ボールはリリースした直後が一番エネルギーを持っていますが、ピンに到達するまでにレーンとの摩擦によってどんどんエネルギーが失われ弱くなります。弱くなってしまうとポケットに入ってもピンを倒す力が無くなって理想的なピンアクションが得られません。

ボールはオイルの上を通ることで摩擦が減り、オイルがない部分(フッキングポイント)にきた時にボールとレーンが摩擦を起こし、急激に回転がかかります。このピン前で クルクルクルッ っと回転が速くなるエネルギーがピンを倒す力になります。
ということは、オイルのあるところを使ってフッキングポイントまでボールを運んであげればいい。
それには、今日のレーンはどんなコンディションか?知っていたら攻めやすいですよね。

レーンを読む・・・オイルパターン

センター内にレーンコンディションを掲示してあるのを見たことがあるでしょうか?
オイルの濃淡や長さが表示されています。
レーン上にひかれているオイルをどのように使ったらストライクになるのか。また、使うボールや投げ方もこのオイルパターンによって使い分けが必要となってきます。
オイルパターンを参考にして、いろいろなラインを投げてみてください。
表示されているオイルパターンを自分はどのように感じるのか?どこを投げたらストライクになるのか?フッキングポイントはどこか?
メモしてみるとストライクコースが見えたり、レーンの変化がわかるかもしれませんね・・・

No.1 ルーティン化

先日、新狭山グランドボウルで行われた“シーズントライアル2011”(男子)を見に行きました。
このA会場では100名のプロボウラーが参加し、その頂点に立ったのは、川添将太くん(今季2勝目 22歳のトップボウラー)でした。
川添くんとは昨年から何回かお話をする機会があり、その度に彼のメンタルの強さに感心しています。この日も1位で準決勝を通過し、決勝戦で投げるのを待っている間、彼の頭の中はすでに翌日に行われる新人戦の事でした。

実際、この決勝戦が行われている向こうで、翌日の新人戦の前日練習が始まっていました。彼はその前日練習のレーンを投げたかったのです。
なぜ・・・・??
普通なら、明日の新人戦も同じレーンコンディションだし、決勝まできているんだからもう前日練習なんてする必要ないのでは?と思いませんか??

でも、彼はこの日の予選で前半4Gをプラスこそしたものの178スタートで、レーンを上手くつかめなかったと言うんです。
だから、メンテしたてのレーンでもう一度投げるつもりだったのですが、決勝戦が終わる前にみんなが投げ始めている光景が彼の眼には映っていました。
シーズントライアルとはいえ決勝戦ですよ!!そんなこと考えてるなんて
彼は、明朝のゲームスタートレーンの練習ができない!といてもたってもいられず、フロントスタッフに交渉しに行ったほどでした。どこまでも貪欲ですね。素晴らしい!!
交渉は失敗に終わったものの、決勝戦ではまた試合に集中し見事優勝!!ほんとに彼の集中力はすごい・・・ さらに、新人戦も優勝!!
凄過ぎるヽ(^o^)丿 おめでとうございます

ルーティン

ボウリングは最も集中力が必要なスポーツの1つと言われています。
でも、リーグや大会が行われている間中、集中や緊張をしていたのでは途中で疲れ果て、思うような投球ができなくなってしまいますよね。
ルーティンという言葉を聞いた事がありますか?
このルーティンの説明をする時に引き合いに出されるのが、あのメジャーリーガーのイチロ-選手です。
彼は、ネクストバッターズサークルからバッターボックスに入るまでだけでも10種類以上のルーティンを行うそうです。ご存知の方は、バッターボックスに入ってから袖を少し引っ張り上げ、バットの先端を投手に向けるしぐさを毎回行っているのを見たことがあるのではないでしょうか?
この同一の決められた動きをすることをルーティンと言います。

では、ボウリングではどこからルーティン化されていたらいいのでしょう?アプローチに上がる時からでしょうか?
実は、もっと手前からなんです。・・・・・・・・リターンラックにボールを取りにいくときからルーティン化するといいとされています。
この時から投げることにだんだんと集中を高めていきます。
自分のルーティンを“ゆっくり”と毎回同じ時間をかけてすることで、自分のペースを作り平常心で投げられるようになります。これは1人で練習している時も同じで、普段から自分のペースを崩さないようにしておきます。
大会などでは緊張が強いとこのルーティンの順番が違っていたり、一連の動作が速くなったりしています。

一番集中しなければならないのは、構えてからリリースまでの数秒間ですが、私はアプローチに立ったらあれこれ考えずに、スパットに集中してボウルを転がすことだけ考えています。
やってはいけない事(内ミスはダメとか)を考えるのではなく、今やらなければならない事に集中する事が何より大事と考えています。
皆さんのルーティンは確立されていますか?
それぞれの動作を言葉にして確認してみてくださいね(^_-)-☆

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