PBA JAPANリージョナルツアー2016 DHCカップ カメレオンオープン 大会結果

ウイメンズカメレオンオープン結果 カメレオンオープン結果

2016.08.13 PBAリージョナルツアーインジャパン2016/2017
DHCカップ PBAウィメンズカメレオンオープン

DHCカップ PBAウィメンズカメレオンオープン

DHCカップ PBAウィメンズ・カメレオン・オープン
女子ナショナルチーム谷原美来選手(JBC)がディフェンディングチャンピオン清水弘子(PBA)を破り初のリージョナルツアータイトル!

2016年8月13日、PBAジャパンリージョナル2016年開幕戦「DHCカップPBAウィメンズ・カメレオン・オープン」が新狭山グランドボウルで開催された。
昨年は最強のレフティー清水弘子が見事初優勝を果たした。今年は大会連覇をかけて新カメレオンパターンに挑んだ。新・旧ナショナルチームの対戦を制したのは谷原美来だった。連覇を狙った清水は優勝決定戦でわずか及ばず2位となった。

今大会は総勢46名にて行われた。今大会にはJBC女子ナショナルチームからも大勢の選手が参加し、難易度の高い新カメレオンオープンに挑んだ。注目は昨年から活躍している高坂麻衣(PBA)、土屋佑佳(PBA)、清水とプロボウラーが並び、向谷美咲(JBC)、霜出佳奈(JBC)、向谷優那(JBC)などナショナルチームが注目された。

大会名に冠されている「カメレオン」は、PBA公認オイルパターン「アニマルパターン」の一つで、43Fのパターン、オーソドックスなパターンが特徴だ。しかしその名のとおり刻々と変化していくオイルの対応が迫られる。2016年のコンディションは前年度に比べオイル量が多くなったほかパターンも変更された。新たなカメレオンパターンで選手たちの曲がりと正確な投球が試された。

準決勝へは上位24名の選手が進出する方式、予選は前半4Gと後半3Gに分かれた7Gのトータルピン予選。予選トップは前年度優勝者の清水弘子がトップを独走。これに続いた谷原美来、高坂麻衣、向谷美咲らは前半から上位を守り切り、準決勝1回戦のシード権を獲得した。1回戦シードの8位はウィメンズ・スコーピオン・オープンで2連覇を成し遂げた浦野実紅(一般)が1266で予選通過。準決勝への切符は上位24名が獲得し通過基準点は1198となった。

準決勝1回戦は予選7Gのスコアを持ち越さず、9位から24位の選手で行われた。この対戦は2Gの合計得点で争われ、トーナメントマッチプレーが行われた。この中で24位通過の北村恵(JBC)が見事勝利し2回戦へ進んだ。準決勝2回戦は1回戦勝者の選手と1回戦シードの選手が対戦。清水を筆頭にシード選手はいち早く勝利をおさめ、決勝トーナメントへ進んだ。しかし金星で勝利した選手も。予選11位通過の片伯部友紀(JBC)はPBAリージョナルツアー4勝の土屋を下し見事決勝へ進出。

決勝トーナメントではレーンメンテナンスを行った状態で対戦がスタート、本来のカメレオンパターンの難しさが選手たちを苦しめる。ベスト8の対戦では清水がJBCナショナルチームの野島はるな(JBC)を231-187で破り2回戦へ。ナショナルチーム同士の霜出と向谷は172-191で向谷が制した。高坂は204-179で片伯部に勝利し、谷原は221-142で伊東明子(一般)に勝利した。

決勝2回戦では清水が向谷と激突、2戦連続のナショナルチームとの対決。この対決もベテラン清水は194-155と危なげ無い勝利をおさめた。一方で高坂と谷原は、谷原が序盤からストライクを続け逃げ切り、249-179で優勝決定戦へとコマを進めた。

優勝決定戦はディフェンディングチャンピオンの清水VSナショナルチームの谷原との対戦。清水は2連覇をかけた戦い。谷原はナショナルチームメイト2名を敗北に追い込んだ清水との闘い。練習ボウルを行い清水は先攻を選択。なかなかラインが見つからず3フレーム目まではスペアが続いた。一方の谷原は2,3とダブルをたたき出す。4フレームでストライクを出す清水だったが、5フレーム目にスプリット、これをカバーできなかったが、6,7ではダブル。優勝に向けてチャンスをつかんだ。谷原は4フレーム目からピンが思うように倒れず、6フレーム目では痛恨のオープン。抜いたり抜かれたりの接戦が続いた。10フレームを先に投球したのは谷原、ここで見事にダブルをたたき出し、清水にプレッシャーを与える。清水は10フレーム1投目で絶対ストライクが必要な場面、ポケットに向かってボールが吸い込まれるも惜しくも7番ピンが残ってしまう。2連覇とはならず、レフティー対決を制した谷原のリージョナル初優勝が決定した。

ウィメンズ・カメレオン・オープンを優勝した谷原美来選手(JBC)のコメント

(清水弘子選手との対戦について)
小さいころから憧れの選手との対戦ができて夢のようです。

2016.08.14 PBAリージョナルツアーインジャパン2016/2017
DHCカップ PBAカメレオンオープン

DHCカップ PBAカメレオンオープン

PBA JAPAN DHCカップ カメレオン・オープン、
サウスポーが連日のカメレオンを独占!野田正樹選手(JBC)リージョナルツアー初制覇へ!

2016年8月14日、前日のウィメンズの開幕戦に引き続き、カメレオン・オープンが2016年PBAジャパンリージョナルツアーの開幕となった。
昨年は高坂麻衣(PBA)が優勝を果たし、2015年の土屋佑佳(PBA)と女子選手優勝を引き継ぐ形となった。今年はカメレオン初の男子選手の優勝に野田が輝いた。高坂は決勝トーナメントに進むもベスト16に留まった。

今大会は総勢160名にて行われた。申し込み開始からわずか5時間で定員に達しウェイティングが40名を超え、大会の注目度がうかがえた。8月のお盆シーズンにもかかわらず新狭山グランドボウルにて熱い戦いが繰り広げられた。オープン戦にはJBCナショナルチーム、女子ナショナルチーム、ユースナショナルチーム、PBAプロボウラー、強豪選手など多くの顔触れがそろい、南は沖縄県、北は青森県と全国各地から選手が集まった。リージョナルがスタートして最大数のナショナルチームメンバーが参加総勢15人を超えるメンバーが参戦。注目が集まったのは最近マカオオープンを制した左の神と呼ばれる吉田大祐(JBC)、国際大会優勝者でナショナルチームのキャプテン佐々木智之(JBC)、ディフェンディングチャンピオンの高坂麻衣(PBA)、ウィメンズ決勝進出の清水弘子(PBA)など多数の優勝候補が集まった。

大会名に冠されている「カメレオン」は、PBA公認オイルパターン「アニマルパターン」の一つで、43Fのパターン。オーソドックスなパターンが特徴だ。しかしその名のとおり刻々と変化していくオイルの対応が迫られる。2016年のコンディションは前年度に比べオイル量が多くなったほかパターンも変更された。新たなカメレオンパターンで選手たちの曲がりと正確な投球が試された。

予選はA/Bの2つのシフトに分かれて対戦。7Gを投球し各シフトから上位24名の選手が準決勝へ進出した。リージョナルツアーでは初めてのA/Bシフト入れ替え方式にて行われ、レーンメンテナンスを行わず、合算成績でのシード決定を行った。

Aシフトでは佐々木智之と斎藤祐太(JBC)が前半・後半共に逃げ切りを見せ1位、2位でAシフト予選を通過した。他の強豪選手もそろって予選通過を果たした。24位のカットラインは難しいコンディションにも関わらず1317(188.1)と高いレベルの大会となった。

Bシフトではレーンが変化した後の投球だったのか、スコアが安定し、レベルもかなり上がった。24位の通過ラインは1368(195.4)と、Aシフトと比べ50ピン以上も高い展開となった。ぶっちぎりのだったのは吉田大祐(総合順位でも唯一のアベレージ220越えを達成)。選手たちが苦しむ中、堂々の1位通過を果たした。

両シフトの予選7Gが終了した時点で、上位24名のスコアが合算され、16名のシードが発表された。結果はAシフトから上位5名、Bシフトから上位11名となり、1回戦シードに必要だったスコアは1426(203.7)と、アニマルパターン始まって以来の高い水準となった。

準決勝1回戦は予選のスコアを持ち越さず、2Gの合計得点での対戦となった。会場には大きなトーナメント表が掲示され、選手たちは自らの対戦相手を確認した。1回戦の対戦は予選総合17位から48位の選手が対戦した。シード選手が見守る中、注目の対戦があった、鎌田武男(NBF)と相田裕樹(JBC)は380-371とわずか9ピン差、新畑雄飛(JBC)と宮田慶輝(JBC)は384-380とわずか4ピン、そして高坂麻衣と鈴木政和(JBC)は396-391と5ピン差と僅差の対戦が続いた。

準決勝2回戦はシード選手が参加し、1回戦勝者と激闘を繰り広げた。吉田大祐は白井康介(JBC)に467-447で勝利し決勝へ、斎藤と宮澤拓哉(JBC)の因縁対決は455-375で斎藤に軍配が上がった。川上諒(JBC)は佐々木智之と対戦し480-440で勝利、大金星をあげた。2回戦が終わり16名の選手が決勝へ進んだ。女子選手は清水と高坂の2名のみだった。

決勝トーナメントからは、1Gマッチで勝者を決める対戦が始まった。16名の選手による激闘が幕を開ける。左対決の野田は吉田相手に左対決191-174で、左の神を破り2回戦へ。畑秀明(JBC)は石川祐大(JBC)を下し最年少にしてベスト8へ。和田悠嗣(JBC)は高坂を破り2回戦へ進出。

2回戦はベスト8の勝負、1Gマッチで野田は畑を破り、和田は新畑を破り、清水は石川新(JBC)を破り、は佐藤貴啓(JBC)をは八鍬良太(JBC)を破って4名が3回戦へ進んだ。

3回戦の進出選手は優勝経験者の清水、優勝決定戦進出経験者の和田、好調レフティーの野田、そして2015年U-22アジアチャンピオンの佐藤が残った。清水VS野田は事実上の最強レフティを決める対戦、野田が先に仕掛けそのままリードを保ち215-202で勝利。和田VS佐藤は最強右きき対決、ラインをつかむのに苦しんだ和田にリードを広げ205-171で佐藤が勝利した。

優勝決定戦はアジアチャンピオンの佐藤とダークホースの野田が対戦。どちらの選手が勝ってもリージョナル初優勝となる対戦カードになった。佐藤は予選15位、野田は16位という事で佐藤が先攻を選択。スプリットオープンでスタートした佐藤だったが2フレームからストライクを続け6フレームで200ペースと好発進。一方野田は3フレームでオープン、続く5、6フレームでもスペアは取りながらもノーヘッドを連発した。勝負に転機が訪れたのは7フレーム目に佐藤がスプリットオープンを出したとき。野田はすかさずストライクで応戦し7,8,9とターキを出す。佐藤もこれに続き8,9とダブル。10フレームに突入した時点で野田はMAX225、佐藤はMAX226とわずか1ピンの攻防。先攻の野田は10フレームでパンチアウト、見事225で佐藤の結果を待つ展開となった。佐藤にはパンチアウトで1ピン勝ちのシナリオしかなかった。じっくり時間をかけて投球準備に入る、会場にはピリピリと緊迫した空気が流れた。佐藤の投球はラインに乗っていたがスピードが乗らず3-6-10が残った、この時点で野田の初優勝が決定。大接戦を見事パンチアウトで乗り切った堂々の勝利となった。

6連続ストライクで堂々の強さを見せ優勝に輝いた野田正樹選手(JBC)のコメント

優勝を妻と子供に報告したいです。
カメレオンパターンはタフなコンディションでした。

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