PBA JAPANリージョナルツアー2017

DHCカップ PBAカメレオンオープン・DHCカップ PBAウィメンズカメレオンオープン大会結果
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2017.07.23
PBAリージョナルツアーインジャパン2017/2018

DHCカップPBAジャパンカメレオンオープン
悲願の初優勝松下昭史選手(ABBF)

DHCカップ PBAカメレオンオープン

2017年7月23日、新狭山グランドボウルにて、4年目となるPBAジャパンリージョナルが開催された。
昨年の大会は、2016-2017シーズンの新人賞を獲得した野田正樹(JBC)選手が優勝した。
今年も、リージョナルツアー優勝経験者やJBCのナショナルチームメンバーを始め、アマチュアトップボウラーやPBAプロが多数参加。さらに、外国人選手の参加も増えて来た。

予選には、全国から140名の選手が集結。
今大会の注目は、前年チャンピオンの野田正樹選手、そして、NHK杯優勝の斎藤祐太選手、東日本を制した国体チャンピオンの畑秀明選手と好調を維持している選手。
JBCナショナルチームも、2年に1度の選考を勝ち残ったメンバーたちが、日の丸を付けて参戦。PBA所属選手もプロとしての意地を見せたいところ。

Aシフト70名、Bシフト70名で8G投球し、各シフト上位24名が決勝トーナメントへ進出。さらに各シフト8名は、1回戦シードとなる。

Aシフト 前半4G

昨年同様、フレッシュなカメレオンパターンの前に、続出し、多くの選手が苦戦。
しかし、奈良輪選手がなんと、1ゲーム目からナインコール。惜しくもパーフェクトゲームを逃すが、277とハイスコア。1ゲーム終了地点でトップかと思いきや、ナショナルチームの宮澤拓哉選手が279ピンで、トップ。
2ゲーム目以降も、ハイゲームが250を超えるハイレベルな戦いが繰り広げられた。
しかし、250を超えるスコアを出した後に、マイナスする選手が出るなど、一切気が抜けないシビアなコンディション。
前半4ゲーム終わってトップは、宮澤拓哉選手、2位が清水弘子選手(PBA)、3位比嘉有史選手(JBC)

Bシフト 前半4G

こちらは、レーンが少し落ち着いたこともあり、Aシフトより好調なすべりだし。
1G目から吉田大祐選手(JBC)が268と好スタート。
その後もハイレベルな戦いとなったが、Aシフトとは違い各レーンのコンディショニングの早い変化に多くの選手が苦戦しだす。ローハイが激しく出る気の抜けない戦いになった。
前半4Gが終わって、トップは森岩雄選手(JBC)、2位が安里秀策選手(JBC)、3位が野田正選手。

後半戦は、予選を通過することが1つの目標になる。また予選通過は勿論、8位以内に入り1回戦シード権を獲得することが、高みの目標となる。

Aシフト 後半4G

Bシフトを挟み、カメレオンと名付けられたオイルパターンは刻刻と変化。
多くの選手が、我慢のボウリングを強いられた。
その中でも強さを見せつけたのが、清水弘子選手。予選8G を通じて、一度も200を切ることなく予選Aシフトを1位通過。 2位は昨年のカメレオンオープン準優勝の佐藤貴啓選手。3位は、ナショナルチームの宮澤拓哉選手。3名がリージョナルタイトルホルダーと、実力を遺憾なく発揮した。

Bシフト後半

既に、12G が投げられたレーンで、フレッシュなカメレオンから大きく変化。
それでも、Aシフト後に前半が行われたこともあり、フレッシュなレーンを体験しているAシフトよりも、素早く対応したものが生き残る。その中で八鍬良太選手(JBC)が、スタートから、277と好発進。
荒れたレーンに対応できた選手と、苦戦した選手の差が激しく、大きく順位が入れ替わった。8G目には、ナショナルチームの安里秀策選手(JBC)がナインコール。惜しくもパーフェクトゲームを逃したが、ナショナルチームの意地を見せ、トップでBシフト通過。2位は、終始安定した投球を見せたベテランの森岩雄選手(JBC)、3位は、ナショナルチームのキャプテン佐々木(JBC)智之選手。
Aシフトに対しBシフトは、実力十分ながら未だリージョナルタイトルを手にしていない選手が上位を占めた。同ピンながら、土屋佑佳選手(PBA)が伊吹太陽選手(JBC)にローハイの差で、シード権を逃した。

準決勝トーナメント 1回戦 各シフト1~8位がシード。9位~24位の選手の戦い。
8Gトータルピンで、対戦が決定。対戦は、2Gマッチ。
1回戦で、輝きを見せたのは、若干15歳の畑選手。
いきなりのナインコール。パーフェクトゲームを逃したが、増井陸選手を下し、2回戦へ進出。一方、昨年優勝の野田選手はカメレオンのレーンアジャストに苦しみ、鈴木政和選手(JBC)に撃破された。

準決勝トーナメント 2回戦 1回戦シードの選手も、ここからトーナメントへ参戦。
ここで、昨年準優勝の佐藤選手、予選上位で通過した、宮澤選手、吉田選手が激しく姿を変えるカメレオンの前に、涙を飲んだ。
決勝トーナメントへ進む、精鋭16名が出そろった。

2回戦が終わり、レーンメンテナス。

決勝トーナメント1回戦(Best16)

予選から、準決勝トーナメント2回戦まで、20Gが投球され、原型をとどめていないカメレオンパターンから、フレッシュなカメレオンパターンへ変身。
決勝トーナメントからは、1G マッチ。
予選、準決勝とは違い、1投1投の重みが大きくなり、1つのオープンが命取りとなる。
スコアを出すより、対戦相手より1ピンでも多くいかに倒すか? ナショナルチームの伊吹太陽選手が、ナショナルユースチームの羽ケ崎匠海選手(JBC)を撃破し、先輩の貫禄を見せつけた。

決勝トーナメント2回戦(Best8)

予選でナインコールを出した2名の対決。安里選手VS奈良輪竜也選手は、奈良輪選手が制した。ナショナルチームの主将:佐々木智之選手VS松下昭史選手(ABBF)は、いぶし銀のボウラー松下選手が勝利。松下選手のうまさが光ったゲームだった。
ヴァイパーを勝った鶴見亮剛選手とチーターでパーフェクトゲームを達成した鈴木政和選手の対戦は、4つのスプリットを出した鶴見選手が、鈴木選手の前に涙を飲んだ。
最後の対戦は、清水選手と伊吹選手。両者上位で予選ラウンドを通過。
前半リードした清水選手だが、後半パンチアウトした伊吹選手が大逆転で準決勝へ進出。

準決勝(Best4)

初出場の奈良輪選手と、リージョナル1年目からフル参加の松下昭史選手の戦い。
両者とも、刻々と変わるカメレオンに苦しまされるも、経験を活かし、松下選手が奈良輪選手を撃破!何かを感じさせる戦いだった。
もう1つの対戦は、サウスポーの鈴木選手とナショナル伊吹選手。
ベスト8の戦いの再現となるような、相手方:伊吹選手のスプリット祭り。
さらに、8フレ目では、スプリットメイクかと思われたが、ピンが大きくスライドするも倒れずオープン。結果5つものスプリットを出した伊吹選手が鈴木選手の前に涙を飲んだ。

優勝決定戦

リージョナル1年目から常連の2名の戦い。
どちらが勝っても初優勝となる。
Best8、Best4の対戦で引きの強さを見せた鈴木選手か、いぶし銀の職人松下選手か、勝利の女神はどちらへ微笑むのか?
決勝レーンは23、24番。メンテ後一度も投げていないフレッシュなレーン。恒例予選の通過順位で、松下選手がレーン選択で24番レーンに。
スタートダッシュを決めたのは、松下選手。
ダブルスタートでプレッシャーをかける。鈴木選手は、ストライクが続かず、3フレ目に痛恨のスプリットオープン。松下選手がここで、一気に差を付けたいところだが、なんと3フレ目でオープン。鈴木選手に付き合う。気をとりなおし、4フレ目でストライクを出した松下選手だが、5フレ目に、またもやオープン。鈴木選手が、4,5フレをスペア、ストライクでまとめ、一気に差がなくなる。

松下選手は何とかリードを保ち、逃げ切りたいところ。6、7フレ目で、ストライク、スペアとスコアを伸ばす。
逆に鈴木選手は、8フレ目でオープン。ここでワンマークちょっとの差。
何とか勝ちたい鈴木選手だが、9フレ目で、またもやオープン。絶体絶命のピンチに。
逆に、勝負を確実のモノにしたい松下選手だが、同じく9フレでまさかのスプリット。
勝利の行方は混沌としてきた。まだ鈴木選手にもワンチャンスが残る。
ここからパンチアウトを狙った鈴木選手だが、ノーヘッドの6本カウント。スペア・ストライクとまとめたが、153で終了。

こうなると松下選手、10フレで、7ピン以上で勝利が決定。
1投目、こちらも勝利を目の前に力んだのか、ノーヘッド。しかし、7本カウントで優勝決定。164対153で、ロースコアながら松下昭史選手(ABBF )が、悲願の初優勝!ABBF所属の選手の優勝も初。この大会、冷静にゲームを進める松下選手の技巧が光った大会だった。また歴戦の優勝者やアマチュアトップボウラーを撃破した、価値ある初優勝となった。

カメレオンオープンを制した、松下昭史選手のインタビュー

(優勝を確信したのは?) 10フレですかね・・・
何が起こるかわからないレーンですので、自分が何をやらかしてしまうか心配しながら投げていました。

(50万円の使い道は?) 何も考えておりません。
次回の参加費にあてたいと思っています。

カメレオンオープン 注目選手
奈良輪 竜也 選手

初出場ながら、予選1G 目からナインコールで、会場を沸かせた。
1G 目から安定した投球を見せ、見事3位入賞。
「シングルピンのミスが無くなるよう練習します。」と狙うはてっぺん。
今後の活躍から、目が離せない。

2017.07.30
PBAリージョナルツアーインジャパン2017/2018

女の戦い!今期の第1戦、DHCカップ PBAジャパンリージョナル ウィメンズカメレオンが新狭山グランドボウル(埼玉)にて開催された。
優勝を目指し、42名が参加した。

DHCカップ PBAカメレオンオープン

例年、ウィメンズを土曜日、オープンを日曜日に開催していたが、今年はスケジュールの関係で、オープンの1週間後に、ウィメンズの大会開催となった。

今大会も、JBCナショナルチームの現役選手やPBA選手など多くの強豪選手が集まった。
注目は、前年チャンピオンの谷原美来選手(JBC)。昨年のリベンジを狙う清水弘子選手(PBA)。さらに、先週のオープン戦でも決勝トーナメントまで残った向谷優那選手(JBC)。

リージョナルタイトルホルダーの向谷美咲選手(JBC)、土屋佑佳選手(PBA)、浦野実紅選手(JBC)、秋吉夕紀選手(PBA)らも、参加。豪華な顔ぶれとなった。

予選8ゲームを行い、上位24名が準決勝トーナメントへ進出。さらに上位8名が1回戦シードとなります。

予選8ゲーム まず、亀島愛永選手(JBC)が249とスタートダッシュを決める。先週のカメレオンオープンを含めて、ここでもベストスコアを叩き出す。向谷美咲選手も247と強さを見せる。ディフェンディングチャンピオンの谷原選手も235と上々の出だし。しかしながら、200を超えた選手は、8名のみとなった。
2G目でも、242を出した向谷選手が、1位に躍り出る。しかし刻々と変わるレーンに、ラインを見失う選手たち。まさにカメレオンだ。プラスは5名のみ。
3G目で、向谷美咲選手、亀島選手、谷原選手がマイナスする。北村恵選手(JBC)が223で、ハイゲームを獲得し、6位までジャンプアップ。多くの選手がスプリットに苦しむ。1ゲームで、5つもスプリットが出る事も。
4G目のハイゲームは、231で浦野選手。前半トップで折り返したのは亀島選手830、2位が谷原選手、3位が向谷美咲選手、シード権が与えられる8位は、北村選手750、カットライン24位は、中嶋由美選手(PBA)665。プラスは、上位3名のみ。
8位と17位の差が49ピン、さらに、24位のカットラインまで50ピン以内に、11選手がおり、まだまだ混戦模様。スプリットが続出する難しいレーンで、気を抜くことが出来ない。 5G目、1シフトのウィメンズは、そのまま後半戦へ突入。
谷原選手が、249を打ち、トップへ!上位8名は、安定した投球を見せるが、9位以下の順位が、大きく入れ替わる。
6G目、土屋選手、向谷優那選手が、シード圏内に入ってきた。残すところ2ゲームとなったが、予選カットラインまでの50ピン内に相変わらず11名の選手が名を連ねる。
7G目、佐藤悠里選手が、247を打ち、11位から7位に上がりシード圏内へ
8G目 予選最終ゲームで上津留美代選手が、246をうち、33位から20位まで一気にジャンプアップ!
予選トップ通過は、安定した投球を見せた本命の谷原選手。
2位は、最終ゲームで206を出した鈴木順子選手(JBC)3位は、野島はるな選手(JBC)
シード権を得たのは、現役を含めナショナルチーム経験者8名の選手となった。

準決勝トーナメント1回戦。 2Gトータルピンで、スコアの高い選手が2回戦へ進む。
1回戦シード選手を除く、9位~24位の選手の戦い。
2Gと短期決戦であり、予選スコアからも、混戦が予想される。誰が勝ち進んでも、おかしくない状況。その中でスコーピオン3連覇中の浦野選手が山本菜由選手(JBC)に敗れ、1回戦で涙を飲んだ。その他の対戦は、予選順位が高い選手が順当に勝ち上がった。

準決勝トーナメント2回戦 1回戦同様2Gマッチ。
谷原選手、清水選手、亀島選手と鈴木選手と上位組は、順当に勝ち上がった。
しかし、向谷美咲選手、佐藤悠里選手が敗退。
ウィメンズカメレオンに続き、山本菜由選手(JBC)生方佐緒里選手(JBC)が、1回戦から、決勝トーナメントへ駒を進めた。

決勝トーナメント1回戦(Best8) レーンメンテナンスが入り、フレッシュなカメレオンパターンで、決勝トーナメントがスタート。リフレッシュされたレーンは選手を悩ます。

◆谷原選手VS土屋選手
土屋選手は、まさかのスプリットスタート。対する谷原選手は、スペアからのダブルでリードを作り、そのまま235対169で谷原選手が勝利。

◆清水選手VS市川千津子選手(JBC)
こちらも市川選手がスプリットスタートし、その後も苦戦。逆に、清水選手は順調にスコアを伸ばし224対150で、準決勝へ。

◆生方選手VS亀島選手
ターキー始まりの亀島選手に対し、生方選手は2フレ目にスプリット。亀島選手も4フレ目にオープンするも、リードを保ち202対166で、亀島選手が勝利。

◆山本選手VS鈴木選手
なんと、こちらも鈴木選手がスプリットスタート。山本選手は、ストライクが続かないも、スペアで繋げる手堅いボウリング。最後まで手堅くまとめ、山本選手が180対137で勝利を収める。

決勝トーナメント2回戦(Best4) ◆亀島選手VS山本選手。
山本選手は、ストライク始まりも2フレでスプリットし、オープン。亀島選手は、スペアで手堅くスタート
3、4フレで、ダブルを出した亀島選手が一歩リード。6フレ目で再度オープンした山本選手が差を付けられる。ストライクが続かないも、スペアでつなぐ亀島選手。
8フレで、スプリットを出し、オープンした山本選手は万事休す。
208対169で、亀島選手が勝利。

◆谷原選手VS清水選手
昨年の優勝決定戦のカード。昨年のリベンジをしたい清水選手。レフティの戦いになった。
3フレ目まで、一進一退の戦いも、4フレ目にスプリットで、オープンした清水選手。逆に4フレからターキーの谷原選手が一気に差を付ける。このまま勝負を決めるかと思われたが、7フレ目にスプリットで、オープン。逆に清水選手が6フレからターキーで、勝負の行方は9フレ以降にもつれ込む。9フレで清水選手が2-7スプリットで、7ピンをカバーできずオープン。谷原選手はきっちりスペアを取り、202対190で谷原選手の勝利。

優勝決定戦 ◆谷原選手VS亀島選手
レーンメンテナンスされ、1度も投球されていない決勝用のフレッシュなレーンでの対戦。
予選を1位で通過し、ここまでディフェンディングチャンピオンとしての貫禄を見せつけている谷原選手。対するは、昨年、スコーピオンをケガで回避、その後じっくりメンテナンスし今、年美しいフォームで復活してきた亀島選手。 予選トップの谷原選手が後攻を選択。

亀島選手は、1フレ目スペア。対する谷原選手は、ダブルスタート。亀島選手は2フレ目をスプリットと痛いオープン。しかし谷原選手も3フレ目にスプリットで、オープン。でも今日の谷原選手は慌てない。4フレ目から、またもやダブルで先行。対する亀島選手、追い上げたいところだが、5フレまさかの10ピンカバーミスでオープンに。6フレ目でストライクを取るも、続かない。逆に、谷原選手が8フレから、パンチアウト。まさにボウリング楽しんでいるかのような余裕の笑顔を見せる。
227対168、谷原美来選手が、見事「ウィメンズカメレオン」2連覇を達成!した。

谷原選手のコメント

すごく嬉しいです。
準決勝から、すごく緊張したけど、その緊張を上手く力に出来ました。

ウィメンズ・カメレオンオープン 注目選手
亀島愛永選手(JBC) DHC専属ボウラー

4度目のリージョナル挑戦で、準優勝。
メカテクからリスタイに変えて、進化を続ける21歳。
ユースのナショナルチームにも所属していたこともあり、高い技術力を持ち合わせているが、インビテーショナルからの半年で、一皮も二皮も剥け、投球に安定感と力強さが出た。
また、和歌山の観光キャンペーンスタッフ「アゼリア」のメンバーとして、和歌山の魅力を全国に発信するなど、ボウリング以外でも活躍を見せる。

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