PBAニュース 2011年2月
PBAニュース 2011年2月
リノ(ネバダ州)- フィンランド出身のミカ・コイブミエミが先週木曜日から行われているBAYER USBCマスターズにて2勝0敗。
無敗組の上位16人に駒を進めた。
コイブミエミは先月PBA トーナメント・オブ・チャンピォンズで見事優勝し、賞金$250,000 を獲得。
今回上位16人中でシードランキング7位ではあるが、上位6人がすでに敗退したことから本命になった。
『人生の中で一番良いボウリングをしていると思います』とコイブミエミ(PBA初タイトルが2000年のUSBCマスターズ)
『この調子でボウリングが続けられればTV決勝まで行けると思います。でもビッグゲームを打つ相手に当たらない保証はないけどね』
コイブミエミは1回戦58番シードのロニー・ラッセルに690-572で勝利。
続く2回戦では26番シードのブラッド・アンジェロに754-664で勝利。各勝負とも3ゲームトータルピン。
『現在は凄く満足しています』とコイブミエミ。
『2-0という結果、マスターズで最近得る事の出来ない結果だったので。今の調子でいけば勝てない相手がいないと思いますが、誰と次の試合当たるかで、どう転ぶかわかりません。』
今回のダブルエリミネーション・マッチプレーは他のトップシードにとってどう映ったのでしょうか。
第1シード ビル・オニール、第2シード ジョージ・ランバート、第3シード ウェス・マーロット、第4シード ジェイソン・ベルモンテらは全員木曜日の夜にノックアウトされてしまった。
ディフェンディングチャンピョンのウォルター・レイ・ウィリアムズはマッチプレーに第64位シードとして通過。
1回戦目で第1シードのオニールに対し739-712で勝利し早くも番狂わせが来たが第2試合、第3試合と敗退し連続優勝の夢は消えた。
勝利組の中にアマチュアボウラーが2名駒を進めた。
エリック・ヴェミーリヤ、ルーカス・レグナーニらは無敗を守り、1敗組にはマシュー・ジョーンズが残っている。
昨年、スポーツ大賞など総なめにしたPBA初の女性タイトルホルダーのケリー・キューリックは現在唯一の女子ボウラーとして勝ち進んでいる。
前回勝利し優勝を果たした相手クリス・バーンズと次のラウンドで対戦することになっている。リベンジなるか?また打ち負かされるのか?期待されている。
合計32名が現在勝ち進んでいる。
16名が無敗組、16名が1敗組で今後の対戦が行われる。32名のボウラーは月曜日から行われた予選15ゲームを勝ち進みマッチプレーに進出している。
USBCマスターズはPBAシードツアーのメジャー大会で、優勝者には$50,000が贈られる。
マッチプレーの結果上位4名の選手は日曜日に行われるTV決勝(中継)のチャンピォンシップランドに進出する。
PBA Lumber Liquidatorsツアー参戦から4シーズン目を迎えたチークトワーガ(ニューヨーク州)のRyan Ciminelli選手。
先週日曜日アール・アンソニー ダブリンボウルで行われたワンデイトーナメントEarl Anthony Memorialにて初タイトルを獲得した。
優勝決定戦はレフティ対決になり、24歳のCiminelliはPBAタイトル13勝のベテラン選手のPatrick Allenを237-215で制し優勝賞金$20,000を獲得した。
Ciminelliの今回までのベストは2009年のPBAチーター、ヴァイパー大会での2位、 2010年のUSBCマスターズでの3位入賞だ。
「去年は優勝できませんでしたが、良い1年だったと思います、今年はスランプに陥りたくなかったのでそれなりに意識していました」とCiminelli。
「私の持論で、時には勝つためにまず打ち負かされることから始まるような気がします。」
今回Ciminelliは大会本選でトップシードの順位をつけていましたが、この結果よく眠れず決勝前夜は寝不足の状態になってしまったといいます。
「多分4、5時間しか寝られなかったと思います」とCiminelli「目を閉じるたびに色々なシナリオが頭に浮かびました、一番良いものが現実になるようイメージを浮かべました」
「対戦相手は私の長年の目標でありヒーロー的存在、トップクラスのボウラーだったので対戦相手にこれ以上の人はいませんでした」
準決勝ではAllenがPBあ殿堂入り選手(PBAツアー35勝)のPete Weberと対戦、212-206で勝利し決勝戦に駒を進めた。
結果Allenは2位になりましたが不満は無かったといいます。
「Ryanは力強いスタートを切り、私は追いついていくことができませんでした」とAllen「とても良いボウリングをした思いますし、自分でつかんだ勝利だと思います」
「去年からあまり良いボウリングができていませんでしたが、今回の試合は自信を取りもどすきっかけになりました。1試合目Tommy(Jones)と対戦し勝てましたし、Pete対戦時はラッキーがありましたが、大会を全体的にみるとよかったと思います。」
1試合目はAllenがPBAツアー13勝のTommy Jonesと対戦、226-223で勝利した。結果Tommyは4位が確定。
PBA One A Day Earl Anthony Memorial
Earl Anthony’s Dublin Bowl, ダブリン、カリフォルニア州 1月30日
1, Ryan Ciminelli, Cheektowaga, N.Y., (1ゲーム) 237ピン, $20,000.
2, Patrick Allen, Wesley Chapel, Fla., (3ゲーム) 653ピン, $10,000.
3, Pete Weber, St. Ann, Mo., (1ゲーム) 206ピン, $6,000.
4, Tommy Jones, Greenville, S.C. (1ゲーム) 223ピン, $5,000.
第1試合 Allen(勝者)VS Jones, 226-223.
準決勝 Allen (勝者) VS Weber, 212-206.
優勝決定戦 Ciminelli (勝者)VS Allen, 237-215.
シアトル(ワシントン州) – ESPN番組のSportsCenterからSports Illustrated。
ジム・ロームズTVからノーマン・チャドの番組まで今回の大会の模様が取り上げられました。
PBA史上最高額の賞金総額、$1,000,000(日本円で約8500万円)のトーナメントが1月22日RED ROCK LANESラスベガスで行われました。
フィンランド出身のミカ・コイブミエミがトム・スモールウッドと優勝決定戦で269-207で勝利、PBA史上最高の優勝賞金$250,000(日本円で約2200万円)を獲得。
準決勝ではトム・ドハティにと対戦し299-100で勝利した。色々な意味での記録達成となった。
また、アメリカ国内ABCテレビに最後に取り上げられてから実に14年ぶりのABCテレビに復活、2010年-2011年の記録的視聴率110万人を記録、会場のチケットはもちろん早々と完売した。
TV放映の第1試合ミカ・コイブミエミのセミパーフェクト299は週末に放送されたスポーツ特番のスポーツ選手ベスト10でピックアップされたが、相手のトム・ドハティの100は逆にスポーツ選手ワースト10にランクインしてしまった。
ドハティはスコット・バン・ペルツのラジオ番組にも出演、AOL FAN HOUSEの一環として取り上げられた。ESPNでも大々的に取り上げられ、ESPN、ESPN2、ESPNewsなどでも3日間の大会の模様がハイライトで伝えられた。
言うまでもなく、全国紙、地方紙、ラジオ局や多くのウェブサイトでも今回の大会の模様を伝えた。
PBAのオンラインサービスでも大会期間中に大きな変化が見られた。PBAサイトのライブスコア等のサイトのアクセス数が1日4万人のアクセスを記録した(先月の25000アクセスに比べ)、金曜日の決勝戦にはピークの77,750人を記録。1月を振り返ってみるとPBAのサイトに350万アクセスがあり、決勝日には692,650ものアクセスが記録された。
この他にも50時間に及ぶトーナメント・オブ・チャンピョンズの予選、マッチプレーがPBA公式ビデオサイトのXtraFrameで紹介された、1週間で会員数が15%上昇。
決勝戦を含む数々の試合も中継で放送された。中でもAndres Gomezの7-10スプリットメイクこの1つの結果で、このスペアが5位クリス・バーンズに18ピン上回りステップラダー決勝へ進むカギとなった。
グラミー賞にノミネートされている『Bowling for Soup』がハーフタイムに来場し新曲の『S-S-S-Saturday』を熱唱。
バンドマネージャーのマイク・シンフォードはファンに感激のコメントを書き残した。
トーナメント・オブ・チャンピォンズ及びPBA殿堂入りセレモニーの最終日、PBA会長のフレッド・シュライヤー氏は下記のコメントを発表した。
『PBAボウリングにとって今日と言う日は喜ばしい日です』とシュライヤー氏『PBAの行ってきたイベントの中で何位になるかわかりませんが、私が携わってきた10年間では確実に1位にランクインできます。
すべてが最高でした、トム・ドハティの100点も、そして自分自身に誇りを持てると思います。TV界にも視聴者の皆様にもボウリングの素晴らしさが伝えられたと思います。
一同の注目が集まったのはTV決勝の初戦の299-100でした。
ドハティは35歳でプロショップ勤務、PBA地区大会優勝経験4回で今回が初のTV決勝進出でした。迎え撃つコイブミエミはPBAメジャー3勝、31回目のTV決勝試合でした。
ドハティは予選58ゲームで225.26アベレージを記録、首位を争っていましたが、1ゲーム7スプリットにより100点になってしまいました。1フレーム2-8-10、3フレーム4-6-7-10、5フレーム4-6-7-9-10、6フレーム4-6-10、8フレーム3-4-6-7-10、9フレーム2-10、10フレーム4-6-7-10。
この結果100点になり、TV決勝最低ゲーム記録を更新(1992年ステーブ・ジャロスの129)。
そして相手方は、10フレーム3投目に揺れ動く10ピンがパーフェクトゲームを阻止されたコイブミエミ、もし倒れていれば全国放送初のパーフェクトゲーム2回達成になるところでした(前回は2003年に達成)。
過去には1970年に同じトーナメント・オブ・チャンピョンズで299をだしたドン・ジョンソンなどが知られています。
コイブミエミの199ピン勝ちはPBAの記録であり、今後も破られることがないだろうと話す。
この他にも:
● ドハティは3位に入賞し$50,000を獲得(スモールウッドが2位で$100,000を獲得)。
ドハティのシードツアーでの最高獲得賞金が20試合で$43,600だったことから、1試合で記録を更新した。
● コイブミエミは$250,000を獲得。
2003年-2004年にはメジャー大会2勝など獲得し自己最高獲得賞金とPBAのMVP選手に選ばれたが、過去の獲得賞金は$238,590だった。
● 100点のゲームから換算すると1ピン$500の計算になる。
コイブミエミは792ピン打っていることから1ピン辺りは$315.65にしかならない。
ABCテレビとの契約でトーナメント・オブ・チャンピョンズは3年契約として成立した。来年、再来年が今から楽しみだ。



