PBAニュース 2011年5月
PBAニュース 2011年5月
あの頃のボウリングを振り返って現在と比べる:前編
数々のファンの皆様から一番多くよせられる質問『あなたの活躍した時代(1982-1990)のボウラーと今の時代のボウラーの違いはなんですか?』
なので何回かにわたりこの問題を説明していきたいと思います、まず前編です。
ではどこから始めましょうか?
アール・アンソニー、マーク・ロス、マーシャル・ホルマンの御三方については語らないことにしましょう。
何故?と聞かれるあなた、この御三方はボウラーとして完成していたので特に語ることはないからです(笑)
そしてデーブ・ハステッドの事も伏せておきます。
私の30年来の親友で、殿堂入り選手なんですが、副業でボウリングをしていた方、私が彼の事を書くと少し過剰評価してしまうのでやめておきます。
では本題に。
まあ簡単なところから始めましょう。
当時の大会は現在より大きく、数も多く、またエントリーの人数も多いものでした、この為プロ選手の個性も多彩でした。
と言っても現在活躍している選手が80年代にタイムスリップしたとしても問題なく優勝争いができるでしょう。
80年代に活躍していて、現在でも活躍できている選手はいます、ウォルター、ヴォス、デューク、ピートなど。しかし80年代のボウラーと、現在のボウラーには大きな違いがあると感じます。
と言うのは・・・
結論から、現代のボウリング環境が良いに決まっています、ボウリングは進化してきました。
現在では1年間に数多くのボールがリリースされています。
多分80年10年間にリリースされたボールの数が1年でリリースされていると思います。
私たちはボールのレイアウトを同じ形で開けていました。本当に毎回同じにあけていました。
ウォルター、トミー・ベーカー、デーブ・フェラーロは1つのレイアウトですべてこなしていました、今では考えられませんね。私自身は3種類のレイアウトが好きでした。
1/2top 1/2side、1/2negative sideとバランスホール、1/2leverageとバランスホール。そして何回かに一度ニューボールを同じレイアウトで開けて、TV決勝まで残ったら、また新しいボールを同じレイアウトで開けていました。
今思えばすごく楽でしたね。
当時のボールBLACK ANGLEがお気に入りでサイド1/2トップ1/2のボールがありました。
当時のプレーヤーサービスのカート・シュミッズさんはあまりにも毎回同じボールを使っていたので、検量すら行いませんでした。
そうです、当時はボール検量を行っていました。
全てのボールを大会で使用する前に検量をしなくてはいけませんでした。そして賞金を獲得した時点で再度ボール検量を行う必要がありました。
少し考えてみてください。大会のエントリーは約400人そして全員がボールをドリルして持ってきます。
今でもビリー・ホール(当時の検量メンバー)がボール検量の夢でうなされるほど大変だったそうです。
イメージしてみてください、ボール検量長蛇の列、さらにあなたの前にはクリス・バーンズが検量中・・・今夜中に終われば良いですね(笑)。
最近のボウラーは色々な用語と表現を使っていますね。
このような質問があります、ボウラーのインタビューで『今週のボウリングを振り返ってどうでしたか?』
その答えが『よく投げられましたが、レーンとボールの相性が良くなかったですね』
どれだけふざけているのかと思いました。
だって答えは『良いボウリングができました』、または『悪いボウリングでした』のどちらかしかないでしょう!以上!
当時、もちろん他のボウラーと比べてピンアクションが良い時も悪い時もありました。
しかし、よく投げられた時には必ずTV決勝に残っていました。
現在では、よく投げられても20位とか中途半端な順位ですが、まあ長く投げられているという事で良しとしています。
そして今はわかる気がします、良いボウリングをしてもレーンとの相性が悪くTV決勝まで残れないという事を。
しかし当時は全員が良いボウリングができなかったから、TV決勝に残れなかったと思っていました、考え方の違いなのでしょうか?
現在のボウラーは賢いですね『相性が悪かった』、まあ精神的観点からみても『ひどいボウリングでした』よりはプラス思考なのでしょう。
当時このような表現を使っていたら、表現の悪さやフラストレーションの発散をインタビューですることなく、多くの罰金も免れたと思うと悔しいですね。
と言うところで、今回は終わりにしましょう。
楽しんで読んでいただけたでしょうか?次回作も頭に出来ていますのでパート2ご期待ください。
現在のPBAスターとあの頃のスターの違いをまた比べていきます。
また後日
マーク・ベーカー



