PBA JAPANリージョナルツアー2016 DHCカップ チーターオープン 大会結果

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PBAチーターオープンマスターズ結果
PBAチーターオープンリアルタイム速報

2016.10.29、10.30 PBA JAPANリージョナルツアー
チーターダブルスオープン、マスターズ、クイーンズ

PBAチーターダブルスオープン、マスターズ、クイーンズ

PBA JAPAN DHCカップ チーターオープン、リージョナル初のチーム戦は地元愛知の越後拓真選手(JBC)、嘉指康之選手(JBC)チームがリージョナルタイトルホルダー清水弘子選手(PBA)、鶴見亮剛選手(JBC)チームを破り初優勝!!

PBAチーターダブルスオープン、マスターズ、クイーンズ

クイーンズはスコーピオンオープンに続き向谷美咲選手(JBC)がリージョナル2勝目を獲得。
マスターズでは宮澤拓哉選手(JBC)が悲願のリージョナル初優勝を飾った。

2016年10月29日から10月30日の2日間にわたりチーターオープンが開催された。今大会はメインのダブルス部門の他にも全選手該当のマスターズ部門、そして女子選手のみ該当するクイーンズ部門の3部門で行われ、PBAジャパンリージョナルツアーでの初のチーム戦開催となった。

会場は昨年のチーターオープンと同じ名古屋グランドボウル(愛知)にて開催された。本大会へは、オープン戦ディフェンディングチャンピオンの吉田大祐(JBC)をはじめ、ウィメンズ戦ディフェンディングチャンピオン秋吉夕紀(PBA)、数々のJBCナショナルチームメンバー、リージョナルタイトルホルダーが参戦し、189チーム、178名が参加した。

チームとして注目が集まったのはナショナルチームで、実力者と言われた佐々木智之(JBC)・吉田チーム、リージョナルタイトル数チームで5勝の土屋佑佳(PBA)・高坂麻衣(PBA)チーム、ダブルサウスポーの清水・鶴見チーム、男女で優勝を狙う秋吉・山下知且(JBC)など全国から優勝候補が勢揃いした。

大会名に冠されている「チーター」は、PBA公認オイルパターン「アニマルパターン」の一つで、35Fのパターン。2番目に短いパターンでPBAアニマルパターンでは一番ハイスコアと称されるパターンだ。しかしアニマルパターンは一癖も二癖もあるので油断はできない。板目6枚から中はフラットになっている。5枚の外をどのように攻めていくかがキーになるコンディション。2016年のコンディションは前年度に比べ外側のオイルの壁がはっきりしたことから、しっかりと外から戻すボウリングが必要となる。今大会は、新たなチーターパターンが立ちはだかった。

予選は2階・3階の2フロアに分かれて行われ、各自が8Gを投球し、チームとして16Gがダブルス部門の得点となった。この他にも各自の8Gトータルピンは個人順位として発表され、全員の中から上位16名と女子選手の中から上位16名が選出されるフォーマットで開催された。

予選でまず注目が集まったのは伊吹太陽(JBC)・宮澤チーム、予選の3G目で宮澤にパーフェクトチャンスが!ここを見事に決め大会1号の300ゲームが会場を沸かせた。パーフェクトゲームには¥200,000が与えられるが、大会のすべてのパーフェクト達成者で均等割りされるシステムだ。前半4Gが終了した時点では青森から出場の、石川新(JBC)・佐々木謙介(JBC)チームが1832と、2位に100ピン以上も離しトップを独走した。後半ではフロアチェンジが行われ残りのゲームが再開した。トップの石川・佐々木は後半に苦しみ6位(3362)まで転落した。清水・鶴見は後半に1868をマークし、3567で予選1位通過を果たす。予選8Gの上位36名が準決勝へ選出され、カットラインは3063と200AVEを下回った。マスターズ1位は鶴見の1912、クイーンズは向谷の1756となった。チャンスは計8回あったもののパーフェクト達成は宮澤1人で予選が終了した。

予選を通過した36チームは、翌日の準決勝へと進んだが、この日はクイーンズの準決勝とマスターズの準決勝各4Gが行われた。12Gトータルピンで上位3名がステップラダーへ進出となるフォーマット。

クイーンズのトップで進んだ向谷は、そのまま順調に進み2631(219.25)でトップシードを獲得。2位、3位争いは白熱した。ラストゲームで235を叩いた清水は2500(208.3)で2位通過、4G驚異の944(ラストゲーム269)で2499(3位)に滑り込んだのは石本美来(JBC)。最終ゲームに211で終わった予選2位の向谷優那(JBC)は、2497とわずか2ピン差で4位となり、姉妹決戦は実現しなかった。

マスターズ戦は、予選9位の宮澤が準決勝で1048(262.0)をたたき出し2位(2776)まで浮上。864にとどまった鶴見は1位通過となったが10ピン差まで追い上げられ、予選の300ピン差を一気に縮められた。一方3位争いは過酷なものとなった。石川が最終ゲームに279をマーク(2687)、苦しむ吉田はパンチアウトで切り抜け2ピン上回った(2689)、ところがここから藤村隆史(JBC)が6連続ストライクを決め、225で両選手を上回り2697で3位通過を果たした。

大会2日目にはダブルス部門の準決勝5Gが行われた。大会はここからスカッチ方式となり、選手が交互に投球するフォーマットで開催された。チーム同士の戦略が重要となった。予選1位通過の清水・鶴見のサウスポーチームはスカッチでも見事なチームワークを見せ、2位と100ピンの差をつけ堂々のシード権を獲得した。5Gで一番かみ合っていたのは中野勝仁(JBC)・安里秀策(JBC)チーム、5G1153で7位から3位まで浮上。佐々木・吉田と石川・佐々木もシード権を獲得した。シュートアウト1回戦進出16位スコアは4226、敗者復活戦の24位は4153となった。

敗者復活戦は、チームの代表者1名が対戦し、勝った方のチームがシュートアウト1回戦へ進み、他の16チームとの対戦権利が与えられた。白熱した戦いが石本・斎藤祐太(JBC)と水谷秋穂(JBC)・甲地悠人(JBC)の対決、斎藤VS甲地は最後まで勝負がもつれ込み249-243で斎藤が勝利した。このほか土屋・高坂チーム、高木裕太(JBC)・伊東裕一郎(JBC)チーム、越後・嘉指チームがシュートアウトへ進んだ。

決勝シュートアウトの前には、クイーンズとマスターズ戦が行われた。クイーンズ1回戦はベテランの清水対JBCナショナルチームの石本。ここまでわずか1ピン差の両選手、左VS右の対戦を見事制したのは石本だった(207-190)。続く優勝決定戦はJBCナショナルチーム同士の対決、初タイトルを狙う石本は着実にスペアを重ね向谷の隙を伺う。
一方の向谷は2フレームにオープンがあったものの、3フレームからは4連続ストライク。出遅れた石本は逆転を狙い8フレームでストライクを持ってくるも、9フレームでスペア、一方の向谷も9フレームではスペアとなるもリードを保った。石本はそのままパンチアウトを成功させ、向谷のミスを待つ展開に。しかしここは百戦錬磨の向谷、見事ストライクを取り226-208でリージョナル2勝目を上げた。

続くマスターズは、藤村隆史(JBC)とJBCナショナルチーム宮澤の対戦。序盤からストライクが切れない宮澤に対し、プレッシャーに苦しんだ藤村。結果は宮澤の独走で277-181で勝利を挙げた。優勝決定戦では宮澤と鶴見が激突、リージョナル2勝目を狙う鶴見と、初優勝を狙う宮澤。先ほどの対戦とは空気が一変、宮澤はストライクが出るもののダブルにつながらず苦戦。6フレームではオープンにしてしまう。
対する鶴見もストライクが出ずに苦しみ2-6-8フレームで痛恨のオープン。9フレームでストライクを取った宮澤は、10フレーム1投目でもストライクを取り初のダブル。そのまま優勝に手が届いた。196-171で勝利した宮澤は、ついに悲願の初優勝を飾った。

決勝シュートアウト1回戦は、勝ち上がりチーム4チームと12チームの16チームで行われた。好スコアを飛び出した。越後・嘉指278、佐藤悠里(JBC)・向谷254、伊吹・宮澤233、など。8チームがシュートアウト2回戦へ進んだ。シード4チームは危なげなく進む中、クイーンズを優勝した向谷のチームが敗退した。

決勝トーナメントは、8チームによるトーナメント戦。ビッグゲームが飛び出した。石川・佐々木チームは大本命の佐々木・吉田チームを相手に277-216で勝利。清水・鶴見チームは秋吉・山下チームを相手に255-187で勝利。越後・嘉指チームも中野・安里チームを相手に256-213。そして石本・斎藤チームは、マスターズ優勝の宮澤が投球する伊吹・宮澤チームに対し227-172で勝利した。

決勝トーナメント2回戦は調子を上げる越後・嘉指チームが232、石本・斎藤チームは斎藤の十八番が出ることなく199で終了。優勝決定戦へは、越後・嘉指チームが進んだ。劇的な試合となったのは、清水・鶴見チームVS石川・佐々木チーム。接戦の末迎えた10フレームで清水がまさかの6-7-10スプリット。
対する石川・佐々木チームは佐々木の残した10ピンを石川がカバー、勝利は目前と思われた。ここで鶴見のスーパーショットが飛び出す、なんと6-7-10をカバーしたのだ。
しかし試合展開は断然石川・佐々木が有利な展開。9本で勝利する局面で佐々木の最終投球に注目が集まるが、まさかのハプニングが起きる。外へ向いたボールは戻りきらず2-4-10が残り、200-199で清水・鶴見チームが辛勝。この劇的な展開に、思わず清水の目から涙がこぼれた。

ダブルスの優勝決定戦では、予選で圧倒的な強さを見せて勝ち上がってきた清水・鶴見のレフティチーム、両選手共にリージョナル優勝経験がある強豪チームだ。対する越後・嘉指は地元愛知県の実業団ボウラー。敗者復活戦から勝ち上がるも、シュートアウトと決勝トーナメントでは驚異の242.2アベレージで、5試合を勝ち上がってきていて波に乗っているチームだ。

選手紹介が終わりいよいよ決戦が始まった。清水・鶴見チームは清水が先攻、1フレームではスプリットが出るも2フレでストライク、鶴見はこれを続けられず9本。続く4フレームには清水がミスを、後がない展開となった。一方越後・嘉指チームは越後の先攻からストライクの出ない展開が続く、4フレームでは痛恨のスプリットが出るも嘉指がカバーをし続ける。両チームの差は20ピンの展開で5フレを迎える。両チームともに5フレームからはストライクが続き清水・鶴見は4連続、越後・嘉指は3連続をマーク。勝負の分かれ目は9フレーム、10ピン差まで追い上げた清水・鶴見チームはここでストライクが止まった。
一方の越後・嘉指はストライクを引き戻す。迎えて最終フレーム鶴見がストライク取り逆転を目指しプレッシャーをかける。勝負の1投を迎えた越後は、プレッシャーの中ストライクを引き、勝利をつかんだ。
結果219-213でタイトルホルダーチームを破り、越後・嘉指チームが初優勝を飾った。

見事なチームワークを見せた越後拓真(左)・嘉指康之(右)、初優勝に輝いた

越後選手
「本当にびっくりです、チームメイトの嘉指さんへの感謝しかないです」

嘉指選手
「越後君と投げて優勝したことが本当にうれしいです」

マスターズチーターオープン 注目選手
藤村隆史選手(JBC) マスターズチーターオープン 総合3位

チーターマスターズで初めて決勝ステップラダーに挑んだ藤村隆史選手(JBC)
マスターズの準決勝では最終ゲームの10フレームでストライクを見事に取り3位に滑り込んだ。初の大舞台で後に優勝を飾ったナショナルチームの宮澤拓哉選手(JBC)と対戦し惜しくも敗退したが3位入賞。プロボウラーの父を持つ藤村はボウリング歴11年目にしてナショナルチーム入りを目指し今日も経験を積んでいる。スポーツコンディションの調整ではボールのレイアウトや、パターン攻略と普段から大会の準備は万端だ。
現在はポイントランキング13位だが、12月のスコーピオンでの入賞があればインビテーショナル招待がかかった大きな試合を目標にロングパターンでの藤村選手に期待が集まる!

クイーンズチーターオープン 注目選手
石本美来選手(JBC) クイーンズチーターオープン 総合2位

リージョナル初参加で見事にマスターズ準優勝、期待の石本美来選手(JBC)
タフなレーンコンディションでしっかりと点数を重ね決勝ステップラダーに挑んだ石本選手は、大ベテランの清水弘子選手(PBA)をも破り大健闘。続くダブルスでも斎藤祐太選手(JBC)とのペアで3位まで上り詰めた。
小学1年生からボウリングを始め現在19歳、ナショナルチーム入りを果たし、現在は日本国内にとどまらず海外でも活躍中。あこがれの選手は向谷美咲選手(JBC)で今大会では優勝決定戦で戦うことになった。惜しくも敗れてしまったが、悔しさとは別に楽しめたと次回の対戦に向けてのテーマが決まったという。広島からの参加でなかなかリージョナルには出られないが、これを機会に是非多くの大会への出場を期待したい!

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